日時:2022年9月 3日(土)・4日(日) 会場:福島県富岡町各所 主催:ウェルカム・トラスト、NPO法人インビジブル 企画協力:森美術館

コンビーニング(Convening)は、マインドスケープスの趣旨・目的に賛同する様々なバックグラウンドを持つ参加メンバーと共に、アート/文化の視点からメンタルヘルスについて対話を重ね、学び合うことを目的とした対話集会でした。新型コロナウイルスや東日本大震災など、様々な災禍によって変化する私たちの社会。そして私たち自身。 コンビーニング#2 では富岡町と双葉町を訪れ、その地で生きる人々の経験や物語に耳を傾けながら、災禍からメンタルヘルスを回復させるために必要なことを議論しました。

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Photo: TOMITA Ryohei

振返りレポート

文:LEE Yubin(プロジェクト・スタッフ)、唐川麻祐子(NPO法人インビジブル・インターン)

・最初に旅の目的 Convening #2 レポートVol. 1(2022.9.30配信)

コンビーニングメンバーのみなさま こんにちは! インビジブルのインターン生Lee Yubin(イ ユビン)です。 今日から福島県双葉郡富岡町でのConvening#2の初日を6回に分けて振り返っていきます。   初日は私ユビンが、そして2日目はまゆこちゃんが担当します。

Convening#2では、Conveningのテーマ「ミュージアムやアートプロジェクトは、メンタルヘルスクリニックになりえるのか?」について、さらにConvening#2のテーマである「災禍からのレジリエンス(Resilience)」についてより深く考えるきっかけになりました。現場を伺い、アートや文化的な活動をする地元の方々の経験・ストーリーのお話いただいたり、富岡町と双葉町を歩いたりして、アートと文化の役割、メンタルヘルスについて考えました。また、早朝のヨガ、インビジブルの拠点となる施設の視察など、多様な活動を行いましたので、その現場の様子をお伝えいたします。よろしくお願いいたします!

・バスの中の様子 Convening#2 レポート Vol. 2(2022.10.6配信)

こんにちは。イユビンです!引き続き、出発バスの中の様子をお伝えいたします。 バスではファシリテーターを確認し、グループごとに集まって座りました。PinSプロジェクトのキットとノートもいただきました。菊池さんの進行で、Conveningの趣旨とEmographyのやり方について説明していただきました。また、マイクを回しながら、参加者各々の自己紹介も兼ねてメンタルヘルスに関わるエピソード・ 今回の旅に参加した理由などを共有しました。 メンタルヘルスに絡んだお話の中では、岡田さんの「日常から離れること」やドミニクさんの「卒業論文を書く学生のメンタルヘルス」など、旅の仲間になる参加者同士の理解が深まりました!